【読んだ】博士の愛した数式_小川洋子著

「ぼくの記憶は80分しかもたない」家政婦の私は、そんな博士のもとで働くことになった。いずれ、10歳の息子も遊びにくるようになり「ルート」とあだ名をつけられる。朝、初対面同士として始まり、だんだんと緊張が解けて和やかな夕食を3人で過ごしても、博士にとって翌日には初対面に逆戻りしてしまう。
エッセイ

同音異義語の罠

私はハトが嫌いだ。首を前後に動かして歩き回る姿、何を考えているか分からない目、車のエンジン音に怯えて急に飛び立つ腰抜け感。その全てが嫌いで、やむを得ず近くを歩くときは同じ空気を吸わないように息を止める。

【読んだ】夏の庭ーThe Friends_湯本香樹実著

「人が死ぬ瞬間を見てみたい」と、友達3人で近所に住むおじいさんを観察し始めた。ある日、クラスメイトに見張りを怪しまれてしまい、言い訳をしているうちにおじいさんの家の手伝いをする羽目に。その出来事をきっかけに3人はおじいさんと交流を深めていく。
考えごと

ちょうどいい豊かさとは旬の果物を食べること

寝る前にどうでもいい考えごとを始めてしまうときがある。繁忙期で休日出勤をしている日が続いていた。残業時間が多いからいつもより給料は多い。加えて使う時間はないから貯金は増える。でも、寝不足で朝は全然起きれないし、鼻の横には大きめのニキビができてしまった。ああ、幸せってなんだろうなぁ。 <!-- /wp:paragraph -->

【読んだ】西の魔女が死んだ_梨木香歩著

主人公の《まい》は中学1年生で不登校になってしまう。喘息の休養も兼ねて、《西の魔女》こと祖母の家でしばらく二人暮らしをすることになった。ある晩、まいは「死んでしまうと感情を失う気がして怖い」と打ち明ける。祖母は「人には
はじめに

はじめまして、やっぴです。

やっぴ,ブロガーデビュー
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